『QQ便ライダーが明かすバイク便のノウハウ』

第13回 バイク便と振り込め詐欺

近年、振り込め詐欺が横行しています。
年々手口が巧妙になっている振り込め詐欺。
バイク便を使ったものも、登場しています。

息子と名乗る男が、
「事故にあったから口座に100万円振り込んでほしい」とか、
弁護士と名乗る男が、
「息子さんが痴漢をしたので示談金が必要」と、
電話してくるのが振り込め詐欺だと思っている方、注意してください。

「振り込め詐欺」というワードで検索してみると、
いろんな手口が出てきます。

■未公開株トラブルを解決します
■新型インフルエンザにかかって治療費が必要
■新型インフルエンザのワクチンの開発に投資しませんか
■出会い系で話した相手に、架空の金額を振り込ませる
■女性を子宮外妊娠させてしまったので高額の示談金が必要

こんなふうに、想像力豊かな犯人は、
必死で人にお金を振り込ませる口実を探しています。
自分が振り込め詐欺に遭って、「これなら簡単にお金が稼げそう」、
と、数千万を稼いだ人もいました。

自分だけは被害に遭わない、という気分になりがちなのが、
ついついひっかかってしまう理由かもしれません。

前置きが長くなりましたが、
先日、キュウ急便が所属しているバイク便協同組合を通じて、
バイク便を使った振り込め詐欺について、
警視庁から通達がありました。

今回は、みなさまが被害に遭わないように、
その手口について、お知らせします。

子供などを名乗って電話があり、「困っているのでお金が必要だ。」
と言われるところまでは、これまでの手口と大体同じです。
お金が必要な理由は、上記のとおり、
時事問題などを用いつつ、巧妙なものとなっています。

そして、その後、こう言われます。
「バイク便に取りに行かせるので、お金とわからないようにして渡してほしい。」と。

バイク便会社には、
「○○と申しますが、△△さんの家に行って荷物を受け取って、
■■の店の前で待ち合わせで自分に渡してほしい」などと依頼が入ります。
そして、バイク便ライダーが被害者宅に受け取りに行き、
届け先で待ち合わせをして犯人に渡す、というのが、よくあるケースです。

あるいは、
「私設私書箱宛てに、郵便かゆうパックでお金とわからないように送って欲しい」と。
ゆうパックの袋は分厚くて中身も見えず、
コンビニで手軽に買えるので、使われることが多いようです。

このときには、犯人からバイク便会社に
「○○という会社(だいたい私設私書箱)に行って荷物を受け取って、
■■に自分がいるので待ち合わせで渡してほしい」と依頼が入ります。

バイク便ライダーが○○という会社に行くと、やはり私設私書箱で、
犯人の名前を言って頼まれたというと荷物(お金?)が出てくる。
それを
■■で待ち合わせして渡す、というパターンもあるようです。

バイク便に限らず宅配業者は、
荷受時・荷届時に身分証明書の提示を求めていません。
ですので犯人としては、足がつかないと考えるようです。

非常に巧妙な手口ですね。
路上での受け渡しが可能であるならば、
本当に足がつかないかもしれません。

しかし!こういった弱者を狙った悪質な犯罪を
野放しにしておくわけにはいきません。

現在、キュウ急便では警視庁と連携して、
こういった詐欺集団を撲滅する活動に取り組んでいます。

バイク便のキュウ急便では、

1. 私設私書箱での引き取りはお断りします。
2. 路上での受け渡しはお断りします。
3. 2の場合でも、忘れ物のお届けなどは対応致します。
   しかしその場合は、受取人の身分証明書の提示をして頂きます。
4. 明らかに不審な依頼の場合、警視庁担当者の指示を仰ぎ対応致します。

みなさんも、不審な電話がかかってきたら、
よく確認をし、騙されないように気をつけて下さいね。
受け渡す際、バイク便のライダーに、ひと一言相談するだけでも、
事件は事前に防ぐことができます。 

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第12回 バイクでECO

バイク便ライダーが最近感じていることについて、
今回はお話させていただきます。

バイク便ライダーは、四輪車の運転手とは違って、
常にエアコンも屋根もない状態で業務を行っています。
見てのとおり、ですよね。

そんなむき出しの身体で走り回っている、
バイク便ライダーたちが最近身近に感じるのが、
環境問題についてです。

昨今、環境問題が取り上げられることが大変多いですが、
東京に住んでいて身近に感じることは少ないですよね。
もともと、「都市」という環境の中で生きている私たちにとっては、
実感できる機会があまりないように思います。

でも、
今年の夏、ゲリラ豪雨が頻繁に起こったことで、
少し身近になったのではないでしょうか。
これは、地球温暖化が原因ともいわれています。

このように、様々な環境問題が現在地球規模で進んでいますが、
中々歯止めをかけるのは難しい状況です。

とはいえこのまま何もしなければ
この先大変な事になってしまうかもしれません。
我々バイク便のキュウ急便も、
少しでも環境問題に取り組むことができればと考えています。

環境問題ということで、バイクのエコ度をちょっと考えてみました。

ご存じの通り、二輪車は自動車に比べて燃費もよく、
距離当たりのCO2排出量も低いと言われています。

CO2排出量を増やすのでアイドリングはよくないと言われますが、
これは、渋滞が主な原因となっています。

二輪車の場合、渋滞を避けることができるので、
不必要にアイドリングをすることも少なく、
自動車と比べて非常にエコな乗り物であるといえます。

このように、バイクのよさっていろいろあるんですよ。

先日の新聞に「ホンダが電動二輪車を2010年に販売予定」
という記事が出ていました。
残念ながら、この報道には一部誤りがあったようで、
ホンダの正式発表によれば発売時期や仕様はまだ未定のようです。
しかし、一般に電動二輪車は、CO2排出量はガソリンの半分、
また一定の走行に必要なエネルギー費用も、ガソリン車の半分で済むそうです。
電動二輪車が実用化されればバイクはもっとエコな乗り物になるかもしれません。

実用化されれば是非キュウ急便でも導入を検討したいと考えています。
多くのガソリン車を電動車に変えることができれば、
CO2削減に貢献できますよね。

大きな事はできませんが、
自分でできることを一つずつやることできっと変わっていくと思います。

バイクの話とは関係ありませんが、
先日、テレビで紹介されていた北欧諸国の環境問題への取組みが、
よい例だと思いますのでご紹介させていただきますね。

北欧諸国では、各家庭から出るゴミを近くの廃棄物発電所に送ったり、
下水処理場で生ゴミからバイオガスを回収したりし、
そこから生まれた電力やバイオエネルギーを、
各家庭に戻したり、車に使用したりしています。
路線バスもバイオエネルギーで走っているそうです!

北欧の国では、10年以上も前から、バイオ燃料について
様々な試みをして実用化を進めています。
ちなみに、このバイオ燃料は小麦など穀物を使うものではなく、
生ゴミなどから出るメタンガスを使用したものです。
(バイオ燃料、と一口に言っても、いろんな種類があり、
現時点では、穀物を使用するものについては賛否両論があります。)

こういう風に、
生活と結びついたエコが実用化できているのは素晴らしいと思います。

日本でも、モデル地域など、限定の地域ではありますが、
いろいろと試みているようで、早く一般的になるといいですね。

ちょっと話はバイクから脱線しましたが、
たまには、こういうお話も新鮮かと思い、させていただきました。

バイク便のキュウ急便も、
車での運送からバイクでの運送へ、
ガソリンバイクから電動バイクへと、
エコ活動を続けて行きたいと思います。

皆さんも身近な所から初めてみてはいかがですか?

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第11回空港でパスポートを忘れたことに気付いたら③

バイク便が、最後の手段として活躍する、
空港でパスポートを忘れたことに気付いた場合について、
これまでご説明してきました。

今回は締めとして、
「よくある失敗した依頼者のパターン」を見ていきたいと思います。

空港でパスポートを忘れたのに気付き、
バイク便に依頼したものの、間に合わなかった、
という依頼者によくあるのは、以下の3つです。

1)忘れたのに気が付いてから、
友達・家族などに持ってきてもらう段取りをして時間が過ぎてしまった。

これが一番よくあるパターンです。

普通の人が、パスポートを忘れたときに、
はじめに考え付く「家族や友人に届けてもらう」という手段。

でも、ちょっと考えてみてください。

自分のところに、
「今成田なんだけど、パスポート届けてもらえる?」
と電話がかかってきたら、どうでしょう。

あなたはすぐに成田に向かえますか?

難しい方が大半だと思います。

パスポートを忘れた方は、
藁にもすがる思いで届けてくれる人を探しますが、
色々と連絡とってみても、
結局そこからすぐ成田に迎える人は少ないです。

探しているウチに時間も過ぎてしまいます。

また、引き受けてくれる人がいた場合でも、
東京駅から成田空港までは成田エクスプレスで1時間。

東京駅に住んでる人はいませんし、ねぇ。

2)バイク便業者選びすぎ

これは、バイク便何社にも連絡をし、
料金や時間などの確認を行っているうちに時間が過ぎてしまい、
結局間に合わなくなるパターンです。

そんなに大差ないですから、
間に合うかどうかを優先しないといけないですね。

ちなみにキュウ急便だと1万5千円前後です。

成田までは距離がありますので安くはないですが、
行かない旅行代を全額支払うことを考えたら、
どうでしょうか。

3)家が遠すぎ

大変申し訳ないですが、これは物理的に無理です。

過去に間に合わせた例では、23区までですね。
多摩地区まで行くと厳しいと思います。

ですので、遠くにお住まいの方は、
決してパスポートを忘れないようにしてください。

以上が、よくある失敗したパターンです。

間に合わせるポイントとしては

1)すぐバイク便へ連絡し、間に合う可能性があるなら、
   すぐ依頼(電車の中などでも気がついた時点ですぐ電話)
2)情報を正確に伝える
3)信じる

こんな感じですね。

ちなみに、飛行機へのチェックインは2時間前からです。
そしてチェックインの締め切りが1時間前。

ですので、出発2時間前に気がついたとしたら、
間に合わせるのは難しいかと思います。

が、私が添乗員をしていたときの経験から言うと、
実は、割と待ってくれたりする事があります。

カウンターの航空会社の方に事情をお話しして、
「なんとか待って頂戴」と頼んでみて下さい。
出発の30分位前まで待ってくれた事があります。
(絶対じゃないですよ)

航空会社のチェックインが2時間前から、となっているのは、
東京23区に住んでいる人がパスポートを忘れた場合、
バイク便に頼めばぎりぎり間に合う、ということを考慮して、
かもしれません!

かなり時間的に厳しい配送ですが、
間に合わせた時の依頼主の喜ぶ姿を考えると、
とてもやりがいを感る仕事です。

万一に備えて、
携帯電話にバイク便の電話番号を入れておきましょう!0120-889-819
(フリーコール ハヤク バイク)

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第10回空港でパスポートを忘れたことに気付いたら②

「バイク便が最後の手段」となる場合のひとつとして、
成田空港でパスポートを忘れたのに気がついたとき、
ということを先週お伝えしました。

バイク便のキュウ急便でのこれまでの勝率
(飛行機にパスポートが間に合った)が、5割。

今後、この勝率を上げていくため、
また、みなさまに万が一のことが起こった場合に備えて、
まずは、この場合のバイク便へのご依頼からお届けまでの流れについて、
ご説明したいと思います。

状況の確認ですが、
——————————————————————————-
依頼主は、
「成田空港へ出発の2時間ちょっと前に到着」を目標とする人で、
かつ、自宅にパスポートを忘れてきた人。

バイク便で、東京都内から成田空港まで1時間~1時間半。
かつ、依頼者の自宅に、パスポートを取りに行く時間が必要です。
———————————————————————————

バイク便へのご依頼からお届けまでの流れは、以下のようになります。

◆依頼主がバイク便へ電話

◆事態を察知した配車係は、依頼主の住所を確認後、
とりあえず、近くのバイク便ライダーを依頼主宅へ向かわせる
※時間のロスを最小限にする!

◆配車係が、パスポートの受取り方と受渡し方を、依頼主へ確認

◆配車係は、バイク便ライダーが依頼主宅へ到着する前に、
受取りと受渡しについての詳細情報をメールで伝える

◆バイク便ライダーがパスポートを受取り、成田へ出発

◆バイク便ライダーが、依頼者にパスポートを渡す

なんだ、当たり前のやりとりじゃん、という方。

事態は1分1秒を争っています。
自分がパスポートを忘れた人の気持ちになって考えてみてください。

あなたは今、ご家族と一緒に住んでいらっしゃいますか?
それとも一人暮らし??

成田空港のターミナルとチェックインカウンターについて詳しいでしょうか?

成田空港にバイクで行った場合、どこに駐車するかご存知ですか?

では、詳しく見ていきましょう。

まずは、バイク便ライダーに、
パスポートをどうやって受取ってもらうかです。

ご家族と一緒に住んでいらっしゃる方は、
おうちにどなたかいらっしゃれば、受け取りはスムーズに行きます。

が、
一人暮らしの方の場合、
カギがないと、部屋に入ることはできません。

また、
ご家族が誰もいない場合も、お家に入ることはできません。

大慌てですよね。

以前成功したケースとして、
依頼主が、ポストに合い鍵を入れていたので、
バイク便ライダーは、その鍵を使って部屋に入り、
パスポートを受取ることができた、というものがありました。

そのライダーは、もちろん依頼主の指示なのですが、
泥棒さながら、で部屋に入ったそうです。
なんとなく、その気持ち、わかりますよね。

次にお届けの際の待ち合わせについてです。

成田空港、かなり広いです。
ターミナルも2つあるので、
バイク便ライダーが間違えたら終わりです。

確実にどちらのターミナルなのか、
何アイランド(Hカウンターなど)で待っているのかを、
依頼の電話をする際に、きちんと伝えておく必要があります。

配車係は空港のターミナルのどの辺りに、
目的のアイランドがあるのかまで、
ライダーにきちんとメールで知らせます。

ライダーは、
とにかく時間のロスを最低限にし、
荷物を受け取り(もしくは鍵を開けて入って持ってくる)すぐ出発です。

すぐ近くの首都高速から乗って、ガンバって空港まで行きます。
(この間の運転に関する詳細はお答え致しかねます。。。ガンバって行ったって事です)
そして空港に到着すると、最後の難関がやってきます。

バイクの駐輪場はとおおおくにあります。
そんなトコに停めてると時間がありません。

ですので、危険を覚悟の上、
出発のロビー階に直接つけられるバスとかが入ってくる所へ直接行きます。
そしてバイクを止めたらダッシュです。

この時に警備員の方が走ってくる事がありますが、
2、3分で帰ってくると伝えて加速します。(後で怒られますが)

走りながら待ち合わせの方の携帯に電話です。
着いたので「目立つように待っていて」もらえるよう伝えます。

そして「目立つ人」を探し出し、
パスポートをお渡しして(間に合えば)めでたく終了となります。

どうでしょう。
想像以上に、大変な感じではないでしょうか。
でも、これだけ頑張っても、勝率は5割。

ロスを完全に無くして最速手段でないと間に合いませんので、
割と間に合わないケースも多いです。
その時は、ドラマのように、
飛行機が飛ぶのを見届けて頂く事になっちゃいます。
警備員に怒られているバイク便ライダーとご一緒に。

でも、ここまでお読みになったみなさんは、
そうならないための心構えが出来てきたかと思います。

ですので、仕上げとして、
次回、「失敗するパターン」をお読み頂き、
バイク便のキュウ急便の勝率を上げるのに、
ご協力いただければ、と思います。

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第9回空港でパスポートを忘れたことに気付いたら①

バイク便の使い道のひとつとして、
みなさまにお伝えしておかなければならないことを、
夏休み期間中に、思い出しました。

夏休みといえば、たくさんの人が、海外旅行に出かけますね。
そこで起こるのが、この重大事件です。

「あ、パスポート忘れちゃった!」

成田空港にて発せられるこの一言。
一大事です。
海外旅行に行くには、必ずパスポートが必要ですから。

隣には、驚いたり怒ったり呆れたり不安になったりと忙しい、
奥さんや旦那さん、子どもたち、彼や彼女、友達。

あるいは、
仕事で出張、などの場合、言うまでもなく一大事。
同行する取引先の方などがいらっしゃる場合など、大惨事です。

パスポート忘れる人なんて、いるの?
と思う、きちんとした方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際にいます。

私は、以前旅行会社で添乗員をしていた事があり、
お客様の中に、パスポートを忘れて来てしまう方が、
極々たまにですが、いらっしゃいました。

そんなとき、
一添乗員である私には、どうしてあげることもできません。
ですので、あきらめてご帰宅頂いておりました。

さあ、みなさんなら、そんなとき、どうしますか?
って、わざわざここに書いているので、言うまでもないと思いますが。

そうです、ここで、最後の手段として、バイク便の登場です!!

実際、これまでに何度も
「家にパスポートを忘れたので届けてほしい!」
という依頼を頂いた事があります。

東京から外国に行く場合、
たいてい千葉の成田空港を出発する事になります。
バイク便で東京⇒成田空港は約1時間~1時間半かかります。

それに加えて、
パスポートを依頼者の自宅まで取りに行く時間も、必要です。

ですので、大概ご連絡頂いた時点で、
すでにかなり切迫した状況です。
ここから1分1秒を争う時間との戦いが始まります。

お客様は相当慌ててらっしゃいますが、
ここで、正確に情報を伺う事が、何よりも大事。
時間のロスを、最小限に抑えるのに、一番大切なポイントです。

これまでのキュウ急便の勝率(間に合った確率)は、約5割。

これは、高いでしょうか、低いでしょうか。
バイク便のキュウ急便は、最大限のことを実際にしております。
ご依頼いただいてからの時間のロスは、ほとんどありません。

ですので、
この勝率を上げるには、後は、依頼者に頼るしかありません。

では、一体どうすればこの勝率を上げることができるのでしょうか。

みなさんが、
万が一成田空港でパスポートを忘れたことに気付いた場合に備えて、
この場合のご依頼からお届けまでの流れと、
失敗するパターン(失敗は成功の元、ですから)、などを、
次回、詳しくお伝えしたいと思います。

次回を待たずにパスポートを忘れる方、
とりあえず、お電話お待ちしております。

すでに夏休みにこの経験をしてしまった方、
コラムを書くのが遅かったバイク便のキュウ急便を、お許しください。
そして、次は間に合わせるため、ではなく、
次回こそはパスポートを「忘れない」ようにした上で、
参考までにお読みいただければ、と思います。

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第8回 バイクで脳トレ? 後編

バイク便のライダーが日々行っている脳トレについての、
最後のお話です。

バイクは機動力のある乗り物です。
車をどんどん追い抜いたり(制限速度でですよ。。。)、
障害物(駐車車両)をよけたりしながら進んで行きます。

そんなときに磨いているのが、空間認知力です。

空間認知力とは、3次元空間の中で、自分の位置を確認したり、
自分と対象物との関係や内容を理解したりする、力のことです。
何がどんな位置にあるか、ということを理解するだけでなく、
広い視野を持ち、物事を多角的に見ることができるようになる力でもあります。

この力があれば、方向感覚がついて地図を読むのが得意になるだけでなく、
急な変化にも柔軟な対応ができるようになります。

バイクを運転している時、
ライダーは、1点を凝視するのではなく、
目をキョロキョロ動かしながら、全体を把握しています。

まぁずっと女子高生を見てる人もいるかもしれませんが、、、
大体のライダーは、運転中、色々なところを見て、
状況を把握して、次に取る行動を決めています。

前にタクシーがいれば、
お客さんを乗せたり降ろしたりするのに、急に停車する可能性を考え、
その先の歩道にタクシーに乗ろうとしている人がいないか確認したり、
それに対応できるように準備をしたり、なんかもします。

この、よく見て把握する、という行為は、
眼力トレーニングでもありますね(最近はまってます)。

ちなみにわたくし、眼力トレーニングでは27歳でございました。
(実年齢はもっともっと上です)

恐らくバイク乗りは、みんな、
実年齢より若い目を持ってると思いますね。
もちろん、脳も若い!!

このように、ここまでいろいろと考えてきましたが、
振り返ると、なんだかバイクって凄い乗り物で、
凄い人しか乗れない気がしますね。
実際は、太っている人多いですが(しつこい?)。

でも、やっぱり、わたくしをはじめ(←重要)、
バイク乗りに見た目が若い人が多いのは、
脳が若いからかもしれません。

ということは!

仕事で1日中バイクに乗っているバイク便ライダーには、
お利口さんが多いという事かも!!

ご興味のある方は、ちょっと、バイクに乗ってみてください。
(もちろん、バイク便のキュウ急便で働いてみることも、できますよ。)
脳や見た目が若返ること間違いなし!!!

ちょっと強引な気もしますが、
そんな賢く若い(見た目)集団のバイク便、キュウ急便を、
これからもよろしくお願いします。

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第7回 バイクで脳トレ? 中編

バイク便のライダーは脳年齢が若い、
というキュウ急便の見解について、引き続きお話を続けます。

  二輪車運転では両手・両足が異なる動作を行う上、バランス感覚が必要。
  四輪車より体力や運動神経、反射神経が必要で、気候や温度変化などにも敏感になる。
  「オートバイユーザーは、実年齢より若く見られる人が多いとも言われている」という。
『IT Media News』2008年5月19日付記事「オートバイ運転は“脳トレ”になるか?」より 
                                (http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/19/news016.html

前回、上記の記事の初めの部分について考えてみました。

今回は、その次をみていきましょう。「四輪車を運転するよりも、体力、運動神経、反射神経が必要」
という部分です。
見た目、というか、イメージで、なんとなくそんな気がしますよね。

これは、まさにその通りです。

バイクに乗ると、風圧、ヘルメットの重量、加速や減速、
道路からの突き上げなどの力が、ライダーの肉体に伝わります。
車に乗っているときには、ほとんど感じないものばかりですね。

また、それは、実際にかなりの力ですので、拮抗するために、
体力やバランス感覚を要します。目を見張るような効果ではないですが、ささやかな
体力トレーニングですね。

そして、「バランスを取る」という動作は、
感覚器官と運動神経を使った脳トレです。

「バランスを取る」ためには、三半規管や目などから入ってくる
感覚的な情報と、骨や筋肉などの運動領域から入ってくる情報を、
脳で処理して、折り返し、感覚器官・運動領域へ指令を出さないといけません。

脳、使ってますよね。

それから、道路では様々なことが起こります。

突然人が飛び出して来た。
前の車の影から倒れた猫が・・・。
前のタクシーが急に車線変更した。

そんな時には、何かを考える前に体が動かないと、
大変な事になってしまいます。

とっさに何かに反応できる能力、反射神経が、必要ですね。
また、この場合、反応するのに要する時間、が大切です。
早ければ早いほうがいい。
バイク便と一緒、ですね!

それには、常に起こりうる事態を想定しつつ、
気を配っている必要があります。
やっぱり頭、使いますね。

それから、このようなとき、何事もなく避けられたらいいのですが、
やむを得ず、転んでしまう場合もあります。
そんなときでも、ただ転ぶだけじゃなく、とっさの判断で、
一番被害の少ない転び方をするのが、大切です。

例えば、倒れたとき、足の上にバイクが乗っかると大怪我をしますので、
そうならないように、転びながら車体を蹴って、
バイクの下敷きになるのを避けたりするように。

これも、ずっと頭を使っているからこそ、できる技です。

バイク便ライダーは、様々なことに対して、
とっさに反応できるよう、常に気を配っています。
瞬時にどれだけの反応できるか、というのは、
いいライダーの条件かもしれませんね。

とすると、
いいライダーであればあるほど、頭を使っていることになります。
脳トレですね、脳トレ。

では、ちょっと長くなりましたので、
今回はこの辺で終わりにします。熱い話題ですね。

次回は、私が考える、
バイク便ライダーが日々行っている脳トレについてお話し、
この話題を締めくくりたいと思います。
最後までお付き合い頂けたら幸いです。

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第6回 バイクで脳トレ? 前編

バイク便のライダーは、
業務をこなしながら、いつも脳トレをしています。

もちろん、
あのゲーム機を持ち歩いて、
バイク便配送の待ち時間にやっているわけではありません。
実際には、あまり待っている時間なんてないですから。

また、もちろん、
バイクの運転中に、やっているわけでもありません。危ないですから。

では、バイク便ライダーは、どうやって脳トレをしているのでしょう。

先日インターネットのニュースに、こんな記事が載っていました。

「オートバイ運転は“脳トレ”になるか?」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/19/news016.html

どうでしょう?
まだ、研究をはじめたところで、教授たちの正式な結果は出ていません。

が、これについて、バイク便のキュウ急便独自の見解を、
述べさせていただきたいと思います。
(独自と言いましても、20年程の歴史を持ち、
現在ライダー150名ほど所属している、バイク便の会社の見解です!)

記事の一部を抜粋しますと、下記のようなことが書いてあります。

   二輪車運転では両手・両足が異なる動作を行う上、バランス感覚が必要。 
   四輪車より体力や運動神経、反射神経が必要で、気候や温度変化などにも敏感になる。
   「オートバイユーザーは、実年齢より若く見られる人が多いとも言われている」という。
   (「IT Media News」2008年5月19日付記事より)

確かに、バイク乗りは実年齢より若く見える人が多い気がします。
ウチのバイク便ライダーさんの中にも、
アニメが大好きな人やお手伝いさんの格好が好きな人とかいますから。
って、それは、見た目が若いというのとは、あまり関係ないですかね。

まぁ、個々人の趣味はさておき、
この記事にある通り、バイクの運転には様々な能力が必要です。
その能力について、見ていくことにします。

まずは、「両手・両足が異なる動作を行う」ということから始めましょう。
バイクを運転するには、両手両足を同時にバラバラに動かす必要があります。
それぞれの役割についてご説明しますね。

まず右手。
これは前に進む為のアクセルを回すところです。
これをひねる事でエンジンが回転します。
それから前輪ブレーキも右手です。
ちなみにこのブレーキだけをギュッとかけると、逆立ちができます。
頑張れば前転もできます!

次に左手。
クラッチになります。
エンジンの回転を伝えたり遮断したりするところです。
これがないと変速ができません。

右足。
後輪のブレーキになります。
右手のブレーキと同時に利用する事が多いです。
こちらだけを急激にかけるとドリフトができるかもしれません。

最後に左足。
これはギアになります。
これを蹴ったりする事で、変速ができます。

と、このように、それぞれで、別々の操作を行い、バイクを操ります。

例えば、
バイクに乗っていて、止まるときには、次のような動作を行います。

まず、右手のアクセルを戻して、左手のクラッチを切り、
左足のギアを落としてクラッチを繋ぎ、
右手と右足のブレーキを踏んで減速。
最後はクラッチを切って左足をついて止まります。

これを一度にやらないといけません。
(こんな言い方をすると、なんだかもの凄い作業な気がしますが、
実際は何も考えずにやってるんですね。。)

このようにして、バイクのライダーは、
右手右足左手左足を使いながら、バイクを動かし、運転するのです。

バイク便ライダーは、業務中、ずっとバイクに乗っているわけですから、
かなり頻繁に、このような動作を繰り返しています。

これって、すごく脳トレになりそうだと思いませんか?
バイクに乗るには、このような操作を常に行わなければなりません。

それも、バイクが倒れないように、バランスを取りながら、です。
ということは、バランス感覚と体力もそこそこ必要ですね。
あ、でもバイク乗りは太ってる人が多いので、そうでもないのかな。。。

とにかく、上記で述べた操作は、バイクを動かすための基本動作です。

バイクを運転するためには、その他にもいろいろな能力を使います。

そしてさらに、ただバイクで移動しているだけではない、
優れたバイク便ライダーは、もっといろいろな能力を使います。

その他の能力については、次回、ご説明します。
脳年齢が気になる人、必見です。
お楽しみに!

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受取人を暗号で探せ!バイク便で運んだ珍荷物②

バイク便でこんなもの運びました、という小噺を続けますね。
意外といろいろなものを運んでいます。

今回は、「えっ」、と思うもの、そして、ちょっと怪しいお話。
後者は、バイク便のはじめの頃にあった、お話です。

バイク便でこんな物③ ≪鍋(出汁入り)≫

詳しく説明するまでもないかと思いますが 笑、
赤坂のある料亭に呼ばれ、バイク便ライダーが駆けつけると、そこには…。

お出汁がなみなみと入った土鍋。

「ゆっくりでいいからねー。」と、笑顔のおかみさん。

バイク便って、そういうものだったっけ、と一瞬考え込むバイク便ライダー。

まあ、でもバイク便で運べないことはない、と、むきだしの鍋を荷箱に入れようとして気づく。
バイクって、ななめに停まってるんですよね。
なので、当然、荷箱も傾いている。

出汁がこぼれないようにするには、鍋を持ったまま、バイクをまっすぐに立てて、
なんとか荷箱に入れるしかない。

この努力は、当然、届先でも必要です。
とても大変だったそうですが、無事に配送終了したそうです。

ホームパーティーに、一流料亭の味はいかがですか??

バイク便でこんな物④ ≪暗号?≫

「渋谷区にある私設私書箱で引き取りをして、
都内某所の交差点で待ち合わせをして荷物を渡してほしい。」

昔よくあった、バイク便へのご依頼です。
現在は、バイク便のQQ便では待ち合わせ・私書箱引き取りはやってません!

この時も、普通にお受けしました。
ただ、いつもよりさらに怪しかったのは、

「届け先に着いて、すれ違った人に3278と番号を呟け。
その数字に反応した人間が受取人だ!」と。

今では到底考えられませんが、引き受けてしまいました。

指示通りに届け先に到着したバイク便ライダーは、
人が通るたびに「3278」と叫んでみたそうです。

当然のように、怪訝な顔をされ続けていましたが、
そのうち、反応する人(びっくり反応ではなく)があらわれ、
バイク便ライダーから、無事、荷物を引き取って行きました。

中身はなんだったのか・・・、今でも気になります。
しつこいですが、今はやりません!!

こんな感じで、バイク便は、いろいろな使い方ができます。

まず、運べるものとしては、

1.箱に入ること 
2.振動等での破損に耐えられるもの 
3.法に触れないもの 

というところでしょうか。

さらに、バイク便は、宅配便と違って、バイク便ライダーに何かを頼むことができます。

バイク便ライダーが人を探してその人に物を渡す、とか、
バイク便ライダーがどこかで買い物をしてそれを届けてもらう、とか。

具体的に例を挙げると、

母の日のプレゼントをバイク便ライダーが買って、そのまま届ける、とか、
クリーニング屋さんから預けていた服をバイク便ライダーがひきとってくる、とか、
バイク便ライダーが写真を変わりに撮ってくる、とか。

こんなものは無理かも、って思ってる方、一度、お電話下さい。
本当に無理な場合もありますが、いいご提案をさせて頂きます!

バイク便ライダーって、意外と何でもできるんです。

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生きた魚は運べるか?? バイク便で運んだ珍荷物①

「バイク便で何が運べるの?」

そんなご質問をよく頂戴します。

「箱に入ればなんでも運びますよ。違法でなければ(笑)」

と、私はお答えしています。

バイク便で運ぶ荷物としてよくイメージされるのは、やはり「重要書類」でしょう。
現状のバイク便において、確かに大多数をしめるお荷物です。

が、これは面白くないので、
「バイク便でこんな物を運びました!」というエピソードをご紹介します。
ネタではありません。

◆バイク便でこんな物① ≪生きた魚≫

「今、酒匂川(神奈川と静岡の境のあたり)にいるんだけど、
釣った鮎をバイク便で都内まで届けてくれない?」 

こんなご依頼を頂きました。

 「(アユの)命の保障はありませんよ。」とお断りを入れて、
バイク便ライダーを急行させました。 

クーラーボックスに入ったピチピチした鮎を乗せ、約2時間のライディング。
大急ぎでお届け先へ向かいました。 

到着後、箱の中にはほんのり温かく茹でられた鮎がいました。
真夏の荷箱の中は死ねるようです。  

※現在は、これを教訓にして改良を施し、クールバイク便の受付が可能となっています!  
   ただし、鮎を運ぶ場合、温度管理の面では大丈夫になりましたが、  
   振動に弱い魚ですので、生きたままお届けするという保証は致しかねます。

◆バイク便でこんな物② ≪車のカギ≫  

これは真夏。海水浴シーズンでした。 

「中野の自宅から、千葉の九十九里まで、バイク便で車のカギを届けてくれない?」
とかなり困った声の依頼。  
海水浴に来ていて、車のドアをロックしてしまったそうです。 

大急ぎで集荷し九十九里へ。
その時点で夕方5時を回っていました。 

当時の九十九里は、高速の便も悪く異郷の地でした。
バイク便でかんばっても、到着は夜8時近く。

海水浴場の駐車場へ到着すると、水着姿のままの男女数名がお待ちかね。
どうやら、着替えも車の中だったようです。
とても喜んで頂きました。

高いカギにはなってしまいましたが、忘れられない夏の思い出になったことでしょう。  

こんな感じで、バイク便でこんな物を運びました、という話を、次回もお届けしたいと思います。 
次回は、受取人を暗号で探せ!他、についてお話します。 
おもしろいですよ。

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